2014.11.24 Mon
旅の収穫(日本滞在記)

(生後7日目「お七夜」)
今回の日本滞在の最大の収穫は、一茶の言葉がぐんと成長したことです。
もともと帰国前、彼が話していたのは「英語」。
私と主人(日本語ペラペラ)が話しかけるときは日本語なのですが、
一日の大半を過ごす保育園では英語オンリーなので、
「日本語で話しかけると英語で返ってくる」というのが常でした。
それが今回の滞在は、私がイベントや出版関係の仕事でバタバタしていて、
おじいちゃん、おばあちゃんと3人で過ごす時間が多かった
(主人は仕事の関係で後からやってきた)のに加え、
いつもより長い1ヶ月の滞在(普段は2週間)だったことから、
会話はいつの間にか「日本語」が中心になっていました。
それまで彼が英語で言っていることは、もちろん解っていたし、
保育園に上がるまでは日本語も喋っていたのですが、
大きくなってから、私の「母国語」でコミュニケーションをとったのは初めてのこと。
会話をしても、彼の言いたいことが脳内で変換されることなく、
乾いた大地にスゥっと染み込むように、自然に私の中に
入ってくるという体験を初めてしたのです。
存在にも気付かなかったほど薄い、私達の間の「言葉の壁」。
薄いベールに包まれていた彼の本質に、今回の旅で
初めて触れることができた気がします。

(「七五三参り」)
ジョンソン一茶、3歳8ヶ月
「はじめまして」。
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| 一茶 in 日本 (3歳) | 16:24 | comments(-) | TOP↑