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出産記


Maru in Michigan


ずっと書き留めておきたいと思っていた息子の出産記です。



産気づいたのは2月4日になったばかりの深夜、とても寒い夜でした。

前々日辺りから軽い陣痛が始まっていたのですが、当日夜ベッドに入ってから感じた強い痛み
人生で初めての経験だったけれど、お腹の赤ちゃんが
「今日パパとママに会いにいくよ」と言っているのがすぐにわかりました。


ちなみに私は出産前「無痛」を予定していたのですが、結局「普通」を選択しました。

無痛でも帝王切開でも、そして養子を迎えても、立派に「親」になっている人は沢山いる中
私は出産の痛みを経験することが、女性を「母」にするとは思っていません。

でも夜中、痛みを通して伝わってきた赤ちゃんの「声」が愛おしくて
普通出産で陣痛を経験してみたいと思ったのです。

結局出産には19時間かかり、途中先行きの見えない不安から
涙を流しながら痛みを乗り越えることとなったのですが

今思い出せるのは、お腹の上に生まれたての息子が乗せられたときの安堵感と
小さなカラダで必死に頑張った息子への誇らしさだけで

あの永遠に続いた冷や汗の出るような痛みは
不思議なことに、今はもう思い出すことができません。



やっと胸に抱くことができた、小さいけれどしっかりとした息子

陣痛中ずっとサポートしてくれた主人の手を握りながら
「今日は長くて、痛くて・・・でもとてもいい一日だった!」と言った瞬間
病室がワッと笑いに包まれたのを覚えています。




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| マタニティー&出産 | 14:51 | comments(-) | TOP↑

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